太陽光市場の変化と共に、太陽光パネルにおいては主に出力の拡大や両面発電、大型化が進んでいますが、最近では軽量モジュールやフレキシブルソーラーパネル、垂直モジュール、防眩モジュール、防汚モジュール、ペロブスカイトなど、設置場所の多様化に伴い、最近では多種多様な製品が登場しています。
その中でいま需要が高まってきている1つが軽量太陽光パネルです。自家消費やPPA案件の増加、また一部地域では住宅の屋根上に太陽光設置が義務化される等、様々な要因で屋根上設置への需要が高まっています。最新技術の発達により、屋根上の強度問題で今まで設置が不可能とされていた場所にも対応できる商品が登場し、注目を集めています。今回はGoodWeから今年登場した軽量太陽光パネルについてご紹介します。
GoodWeは2010年に設立したパワーコンディショナーメーカーです。2016年にヨーロッパへ進出し、現在ではグローバルに拠点を構え、世界約30か所に営業所や拠点を展開しています。2020年には上海株式市場に上場。オングリッドパワコン、蓄エネハイブリッドパワコン、バッテリーの製品ラインナップを構え、日本では2021年から販売を開始しています。日本国内では、33kW/40kW並びに125kWパワコンを販売しています。今年2024年からは50kWパワコン、住宅及び産業用蓄電池、さらに軽量パネルの販売も開始し、日本市場に向けた「フルソリューション」で商品展開しています。
Galaxyシリーズには3種類のタイプがございます。
・335W:フレームレスタイプ
・415W:黒い樹脂フレームタイプ
・550W:金属フレームタイプ
フレームレスタイプのメリットとしましては、パネルの縁に汚れが堆積して発電量が落ちるといった心配が少ない、またフレームがない分さらに軽量で輸送・施工が容易な点です。
樹脂フレームタイプは、パネル破損の可能性や保護を重視されるお客様におすすめです。
金属フレームタイプは積雪地域に導入をご検討のお客様におすすめです。積雪耐荷重は5,400paです。
軽量で一平方メートルあたり6kgの重さ。従来の同等出力モジュール約20kgと比較すると重さは約1/3と施工性も向上します。
1.6mmの強化ガラスを使用しています。モジュール自体の厚みは4mmと大変薄いですが、強化ガラスにより頑丈で耐久性があるため、薄型パネルで発生する経年劣化によるパネルの変形の心配はありません。12年の製品保証と30年の出力保証が付帯しています。長期使用を重視した、耐久性のある軽量パネルです。
2種類の設置方法があります。案件の特徴に応じて柔軟に対応できる設置方法で提案の幅が広がります。屋根に穴をあける作業がないため雨漏りの心配はありません。
・クランプ固定・・・クランプで設置
・接着剤・・・パネルを直接貼り付け
※550Wについてはクランプ固定方法のみとなります。
クランプに関しましてはGoodWe提供の製品以外でも使用可能です。
・初年度の劣化率は2%
・12年間の製品保証
・2年目以降の劣化率0.55%
・30年間の出力保証
弊社Krannich Solar株式会社はGoodWeの販売代理店です。グローバルにおいてもパートナーシップ関係を持ち、GoodWe製品は世界中に販売実績がございます。連携の取れたご対応で、お客様の案件についてご提案いたします。お気軽にお問い合わせください。