N型モジュールは、現在太陽光市場で主流となっている、N型セルを用いて製造された太陽光パネルです。従来のP型パネルよりも性能が良く発電効率が向上しており、多くのメーカーがN型モジュールへ製造を切り替えています。P型パネルの生産量は徐々に減少し、今年中にはN型パネルがメインの市場へと移行します。
半導体レベルでの違いは、N型半導体はリン(P)を拡散させて製造されたもの、P型半導体はB(ホウ素)やGa(ガリウム)を拡散させて製造されたもの、と物質的に異なります。機能的な面での大きな違いは、N型は低照度でも発電が可能、高温時の発電量低下が少なく劣化しにくい、また変換効率が高い点が優位点として挙げられます。また、技術の発展によりセルの大型化が進み、過去の166mm(M6) から182mm(M10)、そして今年主流となる210mm(G12)へとセルサイズが拡大し、発電効率の高いN型でセルサイズの大きなパネルを生産することで、来年には出力が700W代のパネルがが各社からリリースされることが予想されます。
N型モジュールの主な種類についてご紹介します。
TOPConパネル (Tunnel Oxide Passivated Contact)
・高効率: 優れた発電効率
・低コスト: 生産工程がシンプルでコスト効率が高い
・耐久性: 長期間の安定性と信頼性がある
・ 最近の技術であり、効率向上が期待されている
HJTパネル (Heterojunction Technology)
・高効率: 優れた発電効率
・低温特性: 高温に強く、高温環境でも性能が低下しにくい
・長寿命: 長期間の安定した性能が期待できる
・シンプルな製造プロセス: TOPConやIBCよりも生産工程がシンプル
IBCパネル (Interdigitated Back Contact)
・高効率: 発電効率が非常に高い
・高耐久性: 長期間の安定した性能を保つ
・美観性: 裏面が配線されており、表面が美しく仕上がっている
・複雑な製造プロセス: 製造プロセスが他の技術よりも複雑であるが、高性能を実現可能
今年2024年から日本への参入を開始したTW Solar(トンウェイ)が展開する、N型商品のラインナップをご紹介します。住宅用から産業用、野立てまで幅広いラインナップがございます。健全な財務状況と競争力ある価格のTier1モジュールです。2024年第2四半期の出荷量は世界第4位と、いまグローバルで急成長している今後注目のモジュールメーカーとなります。
TW Solarの会社概要については本ページ下記にてご紹介しています。
型式がHD・・・M10セル使用(182mmx182mm)
型式がHS・・・M12Rセル使用(200mmx182mm)
TWMND
N型ハーフセルモジュール
住宅用屋根におすすめのサイズ
製品保証15年
出力保証30年
TWMND
N型ハーフセルモジュール
住宅用屋根におすすめのサイズ
製品保証12年
出力保証30年
TWMNH
N型ハーフセルモジュール
工場、商業用屋根・地上設置におすすめのサイズ
製品保証12年
出力保証30年
TWMNH
N型ハーフセルモジュール両面発電
工場、商業用屋根・地上設置におすすめのサイズ
製品保証12年
出力保証30年
TWMND
N型ハーフセルモジュール
工場、商業用屋根・地上設置におすすめのサイズ
製品保証12年
出力保証30年
TWMND
N型ハーフセルモジュール 両面発電
工場、商業用屋根・地上設置におすすめのサイズ
製品保証12年
出力保証30年
TW Solarは中国の四川に拠点を置き、シリコン製造からモジュール製造まで、太陽電池モジュールの製造にかかわる全工程を手掛ける太陽光発電企業です。2022年に正式に太陽光業界に参入し、僅か1年半で出荷量は世界TOP10、40ヶ国以上の国と地域に販売実績があります。4つのシリコン生産拠点と6つのモジュール生産拠点を合わせ持ち、生産能力が非常に高い点も特徴です。Bloom berg ではTier1取得、PV Module Techではバンカビリティ格付けで「A」を取得し、健全で安定した財務状況で競争力のある価格が強みです。
弊社ではTW Solarのモジュールを取扱っています。お探しのワットクラスやご希望枚数、案件のご相談、お見積り依頼等、お気軽にお問い合わせください。