Huawei住宅用スマート蓄電システムについて

新機種4.95ｋWは全負荷対応のため、従来必要であった全負荷トランスが不要となります。また、MPPTが３回路あり、東面西面+南面と３面設置が可能となりました。

都内や首都圏においては、屋根の面積が狭く太陽光発電システムを搭載できない問題がありますが、起動電圧を低くする（35V）ことで、狭小住宅でも少ない光で発電が可能です。施工性については、供給の難しいフェルール端子ではなく、丸端子接続で施工性が向上しました。4.95kW機内にはスマートロガーが内臓されており、通信機能は全て揃っています。
以前は一部HEMS対応でしたが、ECHONET liteにも対応を拡大しました。また、従来の4.95kWと比較して５－８％の経済性メリットがあります。機器は重塩害仕様で波がかからなければ設置が可能です。アーク放電については、国際基準より高いレベルのAFCIを標準搭載し、太陽光モジュールのアーク放電を正確に検出後0.5秒以内に遮断するため、太陽光パネルの引火、発火の恐れがございません。
また、もしもの火災についても任意で追加可能なオプティマイザを設置することで、ラピッドシャットダウン機能により電圧を安全なレベルに下げ、消防隊が安全に消火活動ができます。

スマートストリング蓄電池LUNA2000-1/10/15-NHS0の仕様について

全負荷・特定負荷の選択が可能です。電池パックあたり８個のセンサーによる電池セルレベルのモニタリングで異常を素早く察知します。また、電池パックごとに火災抑制モジュールを搭載し、四重保護による業界トップクラスの安全性を実現しています。

個別に充放電するためのBMUを電池パックごとに内蔵しているため、電池パックは充電時互いに影響を与えず、自由に増設ができ、容量をフル活用することができます。
HUAWEIでは増設の期間は設けておらず、いつでも増設が可能です。増設した電池はすぐに使用でき、事前電池調整は不要です。蓄電池の独立制御により新旧蓄電池の併用が可能となっています。

また、スマートストリング蓄電池は重塩害地域でも使用が可能な上、独自の加熱機構によりマイナス２０度まで使用が可能です。コンパクトで場所を取らないため、小スペースにも設置ができます。新型パワコン２台を並列すれば６０ｋWまで蓄電池設置が可能です。