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陸屋根用架台 D-DOME 6

自家消費やPPAをはじめ、屋根置き案件が増加し、陸屋根に設置する架台の需要が益々増えていますが、案件に最適な陸屋根架台の選定にお悩みではありませんか?
陸屋根に置くだけのおすすめ架台をご紹介します。

今回ご紹介する商品は、全世界で27GW以上の販売実績を有するドイツの架台メーカーK2 Systems社が展開する陸屋根用架台「D-Dome6」です。屋根に置くだけで簡単に設置が可能な置き基礎架台です。日本でもKrannichが総代理店として、全国様々な地域に導入実績がありロングセラー商品です。新規お問い合わせナンバーワン商品でもあり、新規のお客様からも本製品へ高い関心を頂いております。K2 Systemsの特徴である、効率を追求し無駄のない洗練された商品デザイン、施工性向上、ドイツメーカーらしさが詰まった製品の魅力をご紹介します。

【目次】

  1. K2 SYSTEMSとは?
  2. D-DOME6 商品名の意味
  3. 製品の特徴
  4. パネルの割り付け(レイアウト)について

K2 Systemsとは?

K2 Systemsは、2004年にドイツで創業した、太陽光発電システム架台メーカーです。
グローバルに展開している屋根用架台のスペシャリストで、最先端技術を反映したデザインが特徴です。ドイツ、ヨーロッパをはじめ全世界130カ国以上で導入実績がございます。また、部材の製造はほぼ全てドイツ及びヨーロッパで行い、厳しい製品試験をクリアした、高品質で安全性の高い架台です。K2 Systemsは架台システムの施工性向上を常に追求し、研究開発に力を入れています。簡単で迅速な施工が可能なシステムデザイン、部材の最適化・共有化、既存のシステム及びパーツの継続的な改善を行っており、例えば、D-Domeシステムでは発売当初から今日まで数回のバージョンアップを重ねています。

D-Dome6 商品名の意味

D-Dome6とは、東西向きに設置する置き型架台です。ドームと呼ばれる架台の両脇に、左右1枚ずつモジュールを設置し、組立った姿がモジュール2枚(ダブル)で構成されているため、ダブルのDを取ってD-Domeという名前の由来となっています。6はD-Domeが発売された当初から製品開発を重ね、バージョンアップした回数です。既存製品の効率や機能性を見直し、定期的にバージョンアップする点が、研究開発に力を入れているK2Systems社の魅力です。

製品の特徴

D-Dome6は

●穴あけ加工が不要な置き基礎架台

●少ない部材点数で簡単かつ迅速な施工

●共通部材により少バラスト設計が可能

●風洞試験データに基づく空気力学的に最適化されたデザイン

●多種多様なパネルメーカーに対応

 

屋根に穴を開けないアンカーレス仕様のため雨漏りの心配がなく、架台は保護マットの上に設置するため屋根を傷付けません。置き型タイプの架台のため接着剤を使わず、屋根上のメンテナンスにも影響がありません。様々なロケーションや屋根形状でも柔軟に対応可能なデザインとなっています。東西設置のため、発電ピークの分散により長い時間の発電が可能です。モジュールは長辺固定・短編固定いずれも可能です。製品保証は12年となっております。

D-Domeはマイナスの揚力=ダウンフォースの仕組みを取り入れ、コンクリートブロック等の重しと組み合わせることで、屋根自体への固定が不要です。ダウンフォースとは、軽自動車より軽いレーシングカーがウィングを利用して車体を押さえつけ、急カーブを曲がることを可能とする力。その原理をD-Domeに応用し設計しています。

海沿いや積雪地域への設置実績もございます。設置架台が台風で吹き飛ばされた報告はありません。

また、短辺固定(D-DomeXpress)の部材に関しては、コンポーネントの80%以上がプレアッセンブル(事前組立)されているため、現地施工時間をさらに短縮することが可能です。

共有部材も多いため、部材の種類が少なく把握がしやすい点も特徴です。D-Dome6は、下記5点の部材で非常にシンプルな施工が完了いたします。部材点数が少ない上に、ネジを使用して固定する箇所を削減することで工具を使用する部分が少なくなるため、施工時間のさらなる短縮が実現します。

また、ドームスピードスペーサーと呼ばれる専用治具を使用すると、屋根上でのレール配置がより簡単になります。ドームスピードスペーサーをモジュールの幅に合わせ、レール間の調整が簡単に実施できるため、モジュール設置と別に架台の組み立てを行うことができます。

パネルの割り付け(レイアウト)について

案件ごとに発行される計算書

K2 Systemsでは、無料の設計ソフト「K2 Base」を使って案件ごとに計算書(日本語)を発行します。お客様からヒアリングした設置場所や使用するモジュールなどの基本情報を弊社で入力し、計算書を発行いたします。K2 Systems社の設計ツールK2 Baseで、日本のJIS規格に基づいた計算書を案件毎に提示致します。お客様で直接K2 Baseを使用し設計して頂くことも可能です。案件ごとに発行された計算書には、必要な部材数量とマルチレールシステムの完成図が付いていますので、そちらを参考に施工を進めることが可能です。

D-Dome 6は基本的に置き基礎架台ですが、耐荷重が低い屋根や傾斜が大きい陸屋根 (10°未満まで)の場合は、バラストに代わって屋根に直接穴を開けて固定するドームFix Proセットを使用することで設置も可能です。

ご関心いただけましたでしょうか?

Krannich Solarでは、D-Dome6の部材を常時在庫しています。住宅用屋根、保育園、小学校、大学、物流倉庫、大手食品工場など、様々な実績がございます。
ご検討中の陸屋根にパネルのレイアウトをしてみませんか?お気軽にお問い合わせください。


下記ビデオをご覧いただくと、K2 SystemのDome 6システムの施工詳細をご覧頂けます。

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