SolarEdgeから昨年12月にリリースされた新商品、自家消費に最適なオプティマイザーについてご紹介します。従来品からパワーアップし、更に進化した製品とは一体どのような特徴があるのでしょうか?
Sシリーズのパワーオプティマイザは、電気アークが発生してからストリングレベルで検出するのではなく、コネクタレベルで電気アークの可能性を防止する業界初の技術、「ソーラーエッジSense Connect(センスコネクト)」を搭載しています。ソーラーエッジ Sense Connect(センスコネクト)は、設置不良や摩耗によるコネクタの熱異常を検知し、アークが発生する前に通電を停止させます。サイトをモジュールレベルで可視化し、メンテナンス(O&M)会社がコネクタの位置を正確に把握できるため、メンテナンス作業を迅速かつ簡単に行うことが可能です。これにより、システムの安全性と稼働率を最大化し、O&Mコストを削減することができます。
Sシリーズのパワーオプティマイザは、高出力モジュールや裏面側のミスマッチによりモジュール全体のミスマッチがさらに大きくなる両面モジュールに対応するように設計されています。Sシリーズは、99.5%の効率を提供し、2つの高出力・高入力電流の太陽電池モジュールに対応しています。発電量の向上によって均等化発電コスト(LCOE)を低減し、より長く強力なストリングを可能にし、BoSコストを削減します。
さらにSシリーズでは、ケーブルレイアウトを簡素化し、コネクタへのアクセス性を向上させることで、迅速な設置が可能となり、絶縁障害の可能性を低減します。
S1200:最大1200Wp、Isc15A、125VまでのPVモジュールに対応
S1200は最新の550~600W程度の大型モジュールに最適なオプティマイザーです。
例えば、Longi Solarの最新のLR5-72HPH-555Mの555Wモジュールなどをはじめ、様々な高出力モジュールに対応しています。
弊社では、2023年3月末にS1200の初回入庫を予定しております。
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