FIT・FIP制度における事業用太陽光発電の買取価格について、2023年度の10月以降から
「屋根設置」の買取区分が新設され、10kW以上50kW未満で10円から12円へ、50kW以上で9.5円から12円へ買取価格が上乗せされることが発表されました。
また屋根設置の場合、今年度は設置容量に関わらず入札が免除となります。
これにより、今まで以上に屋根設置をご希望のお問い合わせが増えているのではないでしょうか?
そこで、今回はD-Domeシステムでお馴染みのドイツ架台メーカーK2 Systemsの折板屋根用架台「マルチレールシステム」についてご紹介します。
K2 Systemsは、2004年にドイツで創業した、太陽光発電システム架台メーカーです。
グローバルに展開している屋根用架台のスペシャリストで、最先端技術を反映したデザインが
特徴です。ドイツ、ヨーロッパをはじめ全世界130カ国以上で導入実績がございます。
また、部材の製造はほぼ全てドイツ及びヨーロッパで行い、厳しい製品試験をクリアした、
高品質で安全性の高い架台です。
K2 Systemsは架台システムの施工性向上を常に追求し、研究開発に力を入れています。
簡単で迅速な施工が可能なシステムデザイン、部材の最適化・共有化、既存のシステム及び
パーツの継続的な改善を行っており、例えば、D-Domeシステムでは発売当初から今日まで
数回のバージョンアップを重ねています。
K2 Systemsのマルチレールシステムとは、折板屋根に設置する架台システムです。
使用する部材点数はマルチレール(10cmまたは25cm)、ネジ、クランプ(モジュール押さえ金具)の3点で、工具に関しても、ドライバー、トルクレンチ、巻き尺の3点のみです。
マルチレールの裏面一帯には防水素材でできたEPDMのシートが付いており高い防水性が
あります。取り付け方はモジュール横置き設置が基本となります。(縦置きも可能)
モジュールの幅に合わせて、マルチレールを取り付ける場所を墨出しします。その後、ドライバーを使ってマルチレールを上から直接ネジで取り付けていきます。
マルチレールの設置が完了したら、その上にクランプを滑らせるように回転させて取り付け、
モジュールを挟みます。トルクレンチを使ってモジュールを上からネジを締めたら施工完了です。
横からネジを締めたり、裏から作業をする必要はありません。日本でも、駐車場の屋根上や
倉庫の屋根上などをはじめとした折板屋根に実績がございます。マルチレール上でクランプの位置が調節可能なため、モジュール設置位置の微調整も可能です。
K2 Systemsでは、無料の設計ソフト「K2 Base」を使って案件ごとに計算書(日本語)を
発行します。お客様からヒアリングした設置場所や使用するモジュールなどの基本情報を弊社で
入力し、計算書を発行いたします。お客様で直接K2 Baseを使用し設計して頂くことも可能です。計算書には部材数量とマルチレールシステムの完成図が付いていますので、そちらを参考に
組み立てることが可能です。
実際の施工の様子が動画でご視聴可能です。日本語字幕をオンにして合せてご覧ください。
高品質・軽量・省部材点数・簡単施工で効率的な施工が可能なK2 Systems のマルチレール。
折板屋根に設置してみませんか?ご興味がある方はぜひ一度、お気軽にお問い合わせください!