2024年7月、発電所オーナー様等を対象に、SolarEdge社と合同で佐賀県にて発電所見学ツアー付きリパワリングセミナーを開催いたしました。昨年宮城県での開催に続き二度目の実施となりました。
佐賀市内の旅館に集合し、観光バスで伊万里市内の発電所施設へ向かいました。前日までの大雨が信じられないほど快晴で見学には最適な日和となりました。お客様は九州地方だけでなく、中国地方、さらには北陸からもリパワリングにご興味のある方々にご参加いただきました。
見学先の高圧発電所は斜面に立っており、パネルが四方八方に向いている特殊な現場でした。発電所施設の設計が難しい条件において力を発揮するSolarEdgeシステムが発電パフォーマンスにどのように影響しているのかについて、配線やパワコンの技術的なご説明や、パワーオプティマイザの仕組み、またリアルタイムで監視ができるモニタリングシステムを閲覧しながら、お客様からの沢山のご質問にお答えし、リパワリングに対するイメージを膨らませていただきました。
発電所から旅館に戻り、昼食をとった後は見学ツアーで学んだリパワリングについてセミナーで理解を深めていただきました。リパワリングの基本知識や仕組み、リパワリングによってどの程度のメリットがあるのか?といった詳しいご説明、またSolarEdgeをご採用頂いた施工店様にゲストでご登壇いただき、施工者目線でのご感想、現場作業で感じたこと、エンドユーザー様に刺さるご提案方法など、ポイントを惜しみなく共有していただき、参加者の興味は最高潮に。セミナー後に設けた希望者への相談会には、半分以上のお客様が参加し、SolarEdgeスタッフおよび弊社スタッフと、お時間が許す限りお打ち合わせをされました。
ソーラーエッジのリパワリングは、古くなったパワコンから新品に入れ替える「リプレイスメント」とは全く別物です。リプレイスメントは新品に交換することで変換効率の高い最新機器でパワコンからの発電量増加が見込めます。一方でソーラーエッジの「リパワリング」は、パワコンの入れ替えに加えてソーラーパネル2枚につき1個のパワーオプティマイザを装着します。高変換効率のパワコンによる発電量の増加だけでなく、パワーオプティマイザの装着でパネルへの影の影響が最小限になり、パネル自体の発電量も増加し、パワコン+パネル両方の発電量が増加することで、既設発電所が設置当初以上のパフォーマンスを上げることが可能となる、非常に優れた仕組みとなっています。
そもそも「リパワリング」とはなにか、気になる方は下記をご参考ください。
Krannich Solar Japan: リパワリングとは? (krannich-solar.com)
Krannich Solar株式会社では、SolarEdge社の代理店です。SolarEdge製品の在庫を常時保管しており、即納でのご対応も可能です。SolarEdge社とはグローバルを通して長期間パートナー関係を結んでいるため、競争力のある価格、連携の取れた対応でお客様にご満足いただき、日本全国に案件がございます。ご質問、お気軽にお待ちしています。