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トリナソーラーN型モジュールご紹介

トリナソーラーは、1997年に中国で創業し、変化の激しい太陽光業界で長年に渡り成長を続け、累計モジュール出荷量140GW以上、世界シェアトップクラスの、モジュール市場をけん引する太陽電池セル・モジュール・ソリューションの製造販売及び太陽光発電システム・プロジェクトの企画・販売を行う企業です。

トリナソーラーの特徴は、案件規模や特徴に応じた多様な製品ラインナップです。小型サイズの440Wから超大型出力の690Wまで、幅広いサイズ・出力展開を取り揃えています。また、マルチバスバー技術によってバスバー配線を従来の5本から増やすことで、バスバー間の距離が短くなり、出力が向上。バスバーの本数が多いことで、マイクロクラックや断線の影響も受けにくくなり、信頼性も向上しています。

N型シリーズは全てのパネルにおいてダブルガラスモジュールとなっており、モジュール市場がP型からN型へとシフトする今、湿気や水分の影響を受けやすいと言われているN型モジュールに配慮した構造となっています。また、トリナソーラーの両面ガラスモジュールは、今までの重さと機械的強度を維持しつつダブルガラスで耐久性を維持しているため、低劣化で長期保証、品質とコスト面でもバランスの取れた製品です。

トリナソーラーが多様なモジュールラインナップを展開する中で区別がつかず、お客様の案件にとってどのモジュールが最適か判断に迷ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回は2024年の主力ラインナップのN型シリーズに注目し、VertexS+シリーズとVertexNシリーズについて下記にそれぞれの特徴をご紹介します。

【目次】

  1. VERTEXS+ N型TOPCONセル搭載の小型モデル
  2. VERTEXN N型TOPCONセル搭載の 大型・発電事業用途推奨モデル
  3. N型モジュール「VERTEXS+」「 VERTEXN」特徴まとめ
  4. トリナソーラーモジュールの型式定義について

VertexS+ N型TOPConセル搭載の小型モデル

VertexS+シリーズは、屋根上に設置する用途に最適な商品です。
主な特徴は、ダブルガラスでありながら軽量化に成功し、スリーカットセルで電流値の低い国産のパワコンにも対応しています。(NEG18R.20/NEG18R.28を除く)

VertexS+シリーズには片面発電・両面発電・500mm折板屋根用最適サイズと3種類のパネルラインナップがございます。

NEG9R.28(片面発電)

最大出力450W、住宅・商業施設向け。屋根設置にオススメ
屋根上案件をご検討の場合は、こちらのNEG9R.28が最適です。小型モジュールのため扱いやすく、幅広い案件にご使用いただける便利なモジュールです。

寸法:1762×1134×30 mm 
最大出力:450W
最大変換効率:22.5%
重量:21.0kg
耐荷重:5,400Pa/4,000Pa
製品保証:15年(有償最大25年)
出力保証:30年
1.6mmダブルガラス構造

NEG9RC.27(両面発電)

最大出力445W、カーポート・営農用途にオススメ
カーポートや営農用等の用途で裏面受光も取り入れたい場合は、こちらの両面発電モジュールNEG9RC.27がお勧めです。

寸法:1762×1134×30 mm 
最大出力:445W
最大変換効率:22.3%
重量:21.0kg
耐荷重:5,400Pa/4,000Pa
製品保証:15年(有償最大25年)
出力保証:30年
1.6mmダブルガラス構造

NEG18R.20/NEG18R.28 (中型モデル・片面発電 )

中型モデルは日本の500mm折板屋根に適した54セルで寸法を取っているため、屋根上に最適な規格となっています。モジュール長辺が500mm折板に収まるよう設計がされています。本商品は500mm折板屋根最適モデルとして、2024年のトリナソーラーの主力商品となっています。

※本製品は当初VertexNシリーズとして分類されていましたが、VertexS+に分類変更

フレームのカラーはシルバーとブラックの2色展開です。

NEG18R.20シルバー/NEG18R.28ブラック

寸法:1961×1134×30 mm 
最大出力:505W
最大変換効率:22.7%
重量:23.5kg
耐荷重:5,400Pa/2,400Pa
製品保証:15年
出力保証:30年
1.6mmダブルガラス構造

VertexN N型TOPConセル搭載の 大型・発電事業用途推奨モデル

VertexNシリーズは、3種類のモジュールを展開しています。
はじめに、大型モデル(両面発電)をご紹介します。

NEG19RC.20 (大型モデル・両面発電 )

大型モデルの大きさの理由は、コンテナ積載効率の最適化に伴い、モジュールを縦置きでコンテナ輸送した際に最適な寸法となっています。昨年2023年の7月に業界大手パネルメーカー9社が外形寸法標準化に合意したことで統一された大きさで、業界標準寸法モデルとなっています。大型案件で高い発電量を求められる方におすすめです。

 

寸法:2382×1134×30 mm 
最大出力:625W
最大変換効率:23.1%
重量:33.7kg
耐荷重:5,400Pa/2,400Pa
製品保証:12年
出力保証:30年
2.0mmダブルガラス構造

NEG20C.20(発電事業用途推奨モデル・両面発電)

発電事業用途推奨モデルは両面発電でサイズの違う2種類展開です。
こちらは日本の550mm折板屋根に適した長辺サイズに設計されています。屋根上案件におすすめいたします。

寸法:2172×1303×33 mm 
最大出力:645W
最大変換効率:22.8%
重量:34.9kg
耐荷重:5,400Pa/2,400Pa
製品保証:12年
出力保証:30年
2.0mmダブルガラス構造

NEG21C.20(発電事業用途推奨モデル・両面発電)

業界最大級出力かつ、最大寸法モデルです。大規模発電所でとにかく高出力をお求めの方におすすめです。

寸法:2382×1303×33 mm 
最大出力:720W
最大変換効率:23.2%
重量:38.3kg
耐荷重:5,400Pa/2,400Pa
製品保証:12年
出力保証:30年
2.0mmダブルガラス構造

N型モジュール「VertexS+」「 VertexN」特徴まとめ

改めて、2つのシリーズを下記に簡単にまとめました。

●住宅・商業施設はNEG9R.28

●カーポート、営農用途はNEG9RC.27

● 一定規模のルーフトップはNEG18R.20/NEG18R.28(500mm折板屋根にも対応の中型モデル)

● 業界標準化モデルはNEG19R20, NEG19RC.20

● 550mm折板屋根にはNEG20C.20

● 大規模発電所にはNEG21C.20

トリナソーラーモジュールの型式定義について

製品の型式にはアルファベットや数字が多用されていますが、それぞれの意味については下記をご参考ください。

 

N:N型モジュール

E:1500V仕様

G:ダブルガラス構造

数字:セルの大きさ

R:長方形のセル

C:両面発電モジュール

●EG●●.2●:ダブルガラスフレーム仕様

末尾.●5:ブラックフレーム、バックシート仕様

末尾.●7:透明充填剤シースルースケルトン仕様

末尾●8:ブラックフレーム仕様

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今回ご紹介したVertexS+、VertexNシリーズのほかにPERCモジュールのVertexシリーズも取り扱っています。
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